西菱電機株式会社(本社事務所:大阪市、代表取締役社長:西井 希伊、以下「当社」)は、デジタル利活用に関する連携協定を締結する奈良県橿原市(市長:亀田 忠彦)と共同で、視認性の高い光のサインを床面に表示し、直感的でわかりやすい案内で来庁者の円滑な移動を支援する「てらすガイド」の効果検証を開始しました。
橿原市は、『「あんしん」「べんり」「わくわく」を、身近に ~ともにつくるつながりきらめくまち~』の実現に向け、「橿原市DX推進戦略」を策定し、地域の課題解決や市民・事業者の利便性向上、行政の生産性向上に資するデジタル化に向け、業務・制度をも含めた抜本的な改革にチャレンジ・実践されています。
また、当社は、2022年6月に同市と「デジタル利活用に関する連携協定(以下、連携協定)」を締結して以来、デジタル化・DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進による地域の活性化や、市民サービス向上に向けた取り組みを、同市とともに進めてまいりました。
このたびの効果検証は、連携協定の取り組みの一環として、「てらすガイド」を市役所分庁舎(ミグランス)に設置。ミグランスは、橿原市役所分庁舎とホテルなどで構成され、県内で最も高い展望施設が併設されるなど、毎日多くの市民や観光客で賑わう「日本国はじまりの地かしはら」に相応しい複合施設です。「てらすガイド」は、視界に入り易い3階エレベーターホールに設置。親しみやすく視認性の高い光のアニメーション表示が、市民の皆様をストレスなく目的の窓口へと誘導しています。
また、「てらすガイド」は、コンセント一つで容易に設置できるほか、簡単操作で表示コンテンツの入れ替えが可能となるなど、同市が推進する、デジタル活用による「市民サービスの変革」はもとより、職員の皆様の「働き方の変革」にも貢献しています。この効果検証は8月下旬まで実施され、得られた結果を同市の更なる市民サービスの向上や、デジタルの効果的な利活用に活かしていく予定です。
西菱電機は、安全・安心・快適で持続可能な未来のために、付加価値の高い製品・サービスの開発・提供を通してDXに貢献するとともに、今後も同市をはじめとする様々な自治体様が直面する社会課題にICTソリューションでお応えしてまいります。
■「てらすガイド」の特長
視認性の高い光のアニメーションを用いたサインを床面に表示し、直感的でわかりやすい案内や注意喚起を行うことで、多様な施設利用者の円滑な移動を支援します。
(1)案内業務を効率化
高齢者・車いす利用者・外国籍の方など、状況に適した表示の切り替えができ施設管理者の業務効率化に貢献します。
案内表示板や床面ステッカー等の作成や貼り替え作業を削減します。
(2)コンセントだけの簡単設置
コンセントさえあれば設置可能。デジタルサイネージなどのように固定不要で、 状況に応じて移動も簡単に行えます。
(3)表示内容は自由に編集
表示するコンテンツは、お客様のパソコン等で自由に編集可能。
利用シーンにあわせた運用を実現します。
(4)他のシステムとも連携可能
緊急時などは他のシステムからの接点信号により、表示内容を自動で切り替えることが可能です。
【本システムに関するWebサイト】
https://www.seiryodenki.co.jp/project/guide/
■橿原市について
人口約12万人、県下第二の人口を擁する中核都市。奈良県のほぼ中央部に位置する。万葉の時代を偲ばせる大和三山(畝傍山・耳成山・香久山)に囲まれており、その中央には約1,300年前にわが国最初の都となる藤原宮跡があるなど、古代、国家形成に関わる歴史資産が数多く残る。デジタル化においては、2021年にデジタル戦略課を新たに設置。2023年にDX推進戦略を策定し、働き方、市民サービス、共創、人材の4つの変革の実現を目指している。
【橿原市Webサイト】
https://www.city.kashihara.nara.jp/index.html
・「てらすガイド」は、三菱電機株式会社の登録商標です。
・このニュースリリースに記載の情報(製品・サービス内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。
予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
【お客様からのお問い合わせ先】
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